パグと暮らす①
以前、うちは猫を飼っていた
20年近く長生きをしてくれて特に妻に懐いていた
猫のりょうたが死んだあと子供のいない我が家は妻と自分だけになった
妻は愛嬌のあるパグを飼いたいとずっといっていた
ふと時間つぶしに立ち寄ったペットショップでけんは売れ残っていた
妻は一度うちに帰って決心が変わらなかったらけんを飼いたいといってもう一度店にいって気持ちは変わらずけんを飼うことにした
ペット産業の事、繁殖のさせ方、そして飼い主が見つからず売れ残った動物たちのその後をラジオやネットでその後知った
ペットショップを利用したことをとても後悔している
保護犬、保護猫の活動をあとから知る
コロナ禍の時代、経済的に動物を飼えなくなったケース、飼い主が亡くなって動物が取り残されたケース 保護犬、保護猫等行き場のなくなった動物が増えているようだ
自分の年齢もあるがもう一度動物を飼うことがあったらそういう団体にいって探したいと思う
ただ、けんと出会ったことはありきたりの表現だが自分にとってとてもよかったと思っている 自営になって取引先と妻以外ほとんど話をすることがない一日を過ごしていた自分にとってけんは唯一の話し相手だったかもしれない
ステイホーム中でもラジオを聴きながらけんとごろごろしているとメンタルはそれほどやられなかった
自分のような零細企業でもコロナの影響は大きく仕事は減ったが今まで働きすぎたかもしれないし我儘なけんとしばらくゆっくりした時間を過ごしたいと思っている